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ネットで競馬の予想をするためにJRAの重賞のデータ情報を集めました。

競馬の予想に役立ててください。

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◎ アイビスサマーダッシュ（7月30日　新潟芝1000m　3歳以上　別定　G3）

　ＪＲＡで唯一の芝1000mの重賞。データは07年以降の過去10年を参考。過去
10年で好走した全30頭中29頭は以下のランクにあてはまる。

１．同年の函館スプリントＳかＣＢＣ賞で３着以内
16年 １番人気１着ベルカント（ＣＢＣ賞３着）
15年 ４番人気３着アースソニック（函館２歳Ｓ２着）
13年 １番人気１着ハクサンムーン（ＣＢＣ賞２着）
13年 ３番人気２着フォーエバーマーク（函館スプリントＳ３着）

２．前走1000万クラス以上の芝1000～1400mで３着以内に好走した牝馬
16年 ３番人気３着プリンセスムーン（韋駄天Ｓ１着）
13年 ６番人気３着リトルゲルダ（知多特別１着）
11年 １番人気１着エーシンヴァーゴウ(ルミエールＳ１着)
10年 ８番人気１着ケイティラブ（テレビユー福島賞３着）
09年 ２番人気３着アルティマトゥーレ(テレビユー福島賞１着)
07年 ５番人気３着クーヴェルチュール（バーデンバーデンＣ１着）

３．前走ＯＰクラスの芝1000～1600mで５着以内に好走した牝馬
14年 ５番人気２着フクノドリーム（バーデンバーデンＣ５着）
08年 ２番人気１着カノヤザクラ(ＣＢＣ賞５着)

４．過去１年以内に古馬混合の芝1000m以上の重賞で連対
14年 ３番人気３着アースソニック（京阪杯１着）
12年 ７番人気１着パドトロワ（スプリンターズＳ２着）
12年 ５番人気２着エーシンダックマン（シルクロードＳ２着）
12年 ４番人気３着エーシンヴァーゴウ（セントウルＳ１着）
09年 ３番人気１着カノヤザクラ(08年アイビスＳＤ１着)
08年 10番人気２着シンボリグラン（関屋記念２着）
07年 １番人気２着ナカヤマパラダイス（ＣＢＣ賞２着）

５．近２走以内に1000万クラス以上の芝1000～1400mで連対
16年 ２番人気２着ネロ（韋駄天Ｓ２着）
15年 ９番人気２着シンボリディスコ（駿風Ｓ２着）
14年 １番人気１着セイコーライコウ（韋駄天Ｓ１着）
11年 ５番人気２着エーブダッチマン(バーデンバーデンＣ２着)
10年 ３番人気２着ジェイケイセラヴィ(福島民友Ｃ１着)
08年 ６番人気３着アポロドルチェ(バーデンバーデンＣ１着)

６．過去に芝1000～1200mの重賞で３着以内
15年 １番人気１着ベルカント（13年小倉２歳Ｓ２着）
11年 11番人気３着アポロフェニックス（10年函館スプリントＳ３着）
10年 16番人気３着マルブツイースター（07年小倉２歳Ｓ１着）
09年 ６番人気２着アポロドルチェ（08年アイビスＳＤ３着）
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　サマースプリントシリーズの３戦目。同シリーズの中盤戦にあたるところだ
が、かなり重要な一戦となっている。15～16年で連覇したベルカントや、ハク
サンムーン、カノヤザクラなど、ここを制した馬はシリーズのチャンピオンに
なるケースが多い。

　同一馬による好走も多いため、リピーター色はかなり強い。一直線の1000m
という特殊な条件であるため、その適性は非常に重要だ。同時に枠順も勝敗に
直結するファクター。一般的に新潟芝1000mは外枠が有利。このレースでもそ
の傾向はあてはまる。特に８枠が有利だ。逆に１枠からの好走はかなり難しく
なっている。また、過去10年では牝馬が７頭勝利している。同シリーズ全体の
特徴として、牝馬の活躍は毎年注目すべき点だ。

　ランク１は同年の函館スプリントＳかＣＢＣ賞で３着以内の馬。シリーズ初
戦の流れをくんでおり、それらのレースで３着以内に入っていた馬が出てくれ
ば本命候補となる。昨年はベルカントが１番人気で登場し、堂々の勝利で連覇
を飾った。13年はハクサンムーンとフォーエバーマークの２頭でワン・ツー決
着した。

　ランク２は格下馬ながら有力候補。条件は緩めだが、牝馬が狙い目。具体的
には前走1000万クラス以上の芝1000～1400mで３着以内の馬。ケイティラブ以
外はすべて前走２着以内の馬で、基本的には前走連対馬が馬券対象となる。エ
ーシンヴァーゴウのように新潟芝1000mのＯＰで内容がある勝ち方をしている
と、上位人気に支持されていても狙いやすい。

　ランク３も牝馬限定のデータ。前走がＯＰクラスの芝短距離ならば掲示板に
乗っていればここでは可能性が残る。カノヤザクラは休み明けのテレビ愛知Ｏ
Ｐ12着→ＣＢＣ賞５着と順当に良化しての勝利。大外枠を引けたのも大きかっ
た。フクノドリームは前走バーデンバーデンＣで久々に善戦し、ここも軽量51
キロを生かして好走した。

　ランク４は通常の重賞実績馬。過去１年以内に古馬混合の芝1000m以上の重賞
で連対実績馬とし、幅を持たせている。パドトロワは前年のスプリンターズＳ
２着馬で、エーシンヴァーゴウは前年のサマースプリントシリーズ王者。これ
ぐらいの実績があれば、近走成績が悪くても一変が考えられる。

　ランク５はランク３の牡馬・セン馬バージョン。セイコーライコウのみが優
勝馬。ただ、同馬の場合は前走函館スプリントＳが４着。ランク１に近いタイ
プということで、勝ちまでこぎつけたと考えたい。

　ランク６は過去に芝1000～1200mの重賞で３着以内の馬。条件は緩いが、この
手の穴馬がよく出ており要注意だ。15年のベルカントはやや異なるタイプだが
、そのほかは人気薄だ。

　上記のランクにあてはまらなかったのは、07年の優勝馬サンアディユ。同馬
の場合はここが初芝で、普通は買えるタイプではない。ただ、新潟芝1000m自体
はダートの実績馬も警戒すべきコース。そして、後に秋のスプリンターズＳで
も２着と好走したように、高い潜在能力があってこそできた芸当と言えるだろ
う。

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